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彼等の冬の休暇はまだ始まったばかりだった。
ネバーランド
ネバーランド
恩田 陸

6/16 読了。
 映画を待つ間に読みたくなって購入しました。
 「ネバーランド」は恩田作品の中でも特に好きな一作となりました。「光の帝国」も好きなんですが、この「ネバーランド」も子どもの成長の一瞬が見どころです。中盤、「トーマの心臓」に思えましたが、あとがきを読んでいると、どうやら「トーマの心臓」を下敷きにするつもりだったらしく、そういうプロットが途中で変わったのだとしても、当初の計画が滲み出ている作品になったのだと思います。恩田さんの描く若者の物語はとても好きです。感情移入は勿論ですが、登場人物が個性的で魅力があり、読んでいて楽しい。また今回のこの作品は次どうなるか、どんな結末が待っているのか、彼ら一人ひとりがどんな考え方をし、ものの見方をするのかが楽しみでなりませんでした。大人になった主人公たちがどんな風になったかを想像するのもまた楽しいです。
 私は一番、統が好きでした。彼の突拍子のない登場の仕方だったり、悪戯じみた行為、お調子者に見えつつもその心裏に抱えているものの重さを語る様は物語の重要な核でもあるので、余計興味を持ちました。
 この物語に出てくる子どもたちは、重い過去や今を背負っています。それらが明かされていくたびに暗くなっていくので明るい青春ものがお好きな方は受けつけないかもしれません。また出てくる少年たちは女性から見た男の子、という感じがするのでリアリティ的には違和感があるような気はします。

 私は寮での生活という体験がないので、憧れつつ読んだ節もあります。寮で友だちと語らうのは、普段とまた違った雰囲気があったり、妙な連帯感が生まれると思うので。学生時代の友人は、大学生活を寮で過ごしたので、そのときの苦労話を聞かせてくれましたが、それでも興味はあります。
 同時に、去年まで女の子と同居していたことを思い出しました。寮ではないので、規則もなく、自己責任の元の気侭な暮らしですが。
 その彼女とは出身地も全然違うし、好みも性格も違うのにとても仲良くなれました。いろんな経験を一緒にしてくれたし、一番辛いとき、彼氏より彼女の方が私の傍にいてくれたと思います。仕事の都合で離れた今でも家族同然。
 だからこそ、物語に出てくる、秘密を共有するとか、互いを守ろうとするあたりだとか、そういう連帯感といった面に強く感情移入できた気がします。
Posted by R
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