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「誰が本当の敵かわからない」
宝島社文庫「そのケータイはXX(エクスクロス)で」
宝島社文庫「そのケータイはXX(エクスクロス)で」
上甲 宣之

5/22 読了。
 文章は巧くありません。
 時折間違った日本語を使っているし、「っ」や「ぅ」などの小さい平仮名が目につき、煩わしいときもあります。「〜」も多々使用されているので、個人的に文章は好きではありませんでした。一人称で書かれているけれど、口調や使用する単語、説明、語りが違った人物に思えたりもしたので。原因の一つに、言葉に頼りすぎかと。
 またストーリーに直接関係ない説明が挟まれています。ストーリーに今後絡んでくるならともなく、後々に絡んでこないならば深い説明はいらないかと。また、同じシーンが最初に描かれているのは少し苦痛でした。シーンを繰り返すのではなく、先に進んで欲しいです。「しより」と「愛子」の視点で描くときも、二人の同じやりとりがそれぞれの視点で描かれている。それが何度もあったので、微妙でした。同じ科白を二度読むなら、先のストーリーを読みたい。勿論、一人称なので相手の心裏は全く判らないため、「しより」と「愛子」それぞれの状況、心理状態を表現するために筆者はこういう構図を選んだのだと思いますが。勿論、「しより」の章で、電話で話す「愛子」は謎が多く、状況も判りませんでした。その「愛子」が置かれた状況は「愛子」の章で明らかになり、読んでいて面白かったんですが──「しより」にも「愛子」にもイライラさせられた私としては、科白を総て重複させられるのが辛かったです。
 ストーリーについてですが、こちらは面白いです。ネタがいいですね。面白い切り口だと思います。「バトル・ロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」の類かと思います。ハサミで襲われるシーンでは、そういうゲームがあったなぁ、と思い返しました。
 出だしですでに事件と謎が表記されているので、物語に入っていきやすいです。ストーリーも、その後トントンと進んでいく上に謎が深まり、誰を信じていいのか読者も判らない状況になるため、次はどうなるんだ、誰が犯人なんだ、と楽しませてくれます。文章さえもっとしっかりしていれば、緊迫感やリアル感も出てよりいい物語になったかと。私は「リアル鬼ごっこ」が苦手だったんですが、苦手だった点は文章に重さを感じなかったためです。緊迫感や恐怖を得られなかった。そこまで軽いとは感じませんでしたが、不満は文章にあります。
 ラストについては不完全燃焼気味。とりあえず、無茶苦茶なテンポの小説だと思いました。
Posted by R
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