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人間の作った最悪な物は、戦争と除外品だ。
死神の精度
死神の精度
伊坂 幸太郎

7/9 読了。
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Posted by R
novel / 19:26 / - / trackbacks(0)
彼等の冬の休暇はまだ始まったばかりだった。
ネバーランド
ネバーランド
恩田 陸

6/16 読了。
 映画を待つ間に読みたくなって購入しました。
 「ネバーランド」は恩田作品の中でも特に好きな一作となりました。「光の帝国」も好きなんですが、この「ネバーランド」も子どもの成長の一瞬が見どころです。中盤、「トーマの心臓」に思えましたが、あとがきを読んでいると、どうやら「トーマの心臓」を下敷きにするつもりだったらしく、そういうプロットが途中で変わったのだとしても、当初の計画が滲み出ている作品になったのだと思います。恩田さんの描く若者の物語はとても好きです。感情移入は勿論ですが、登場人物が個性的で魅力があり、読んでいて楽しい。また今回のこの作品は次どうなるか、どんな結末が待っているのか、彼ら一人ひとりがどんな考え方をし、ものの見方をするのかが楽しみでなりませんでした。大人になった主人公たちがどんな風になったかを想像するのもまた楽しいです。
 私は一番、統が好きでした。彼の突拍子のない登場の仕方だったり、悪戯じみた行為、お調子者に見えつつもその心裏に抱えているものの重さを語る様は物語の重要な核でもあるので、余計興味を持ちました。
 この物語に出てくる子どもたちは、重い過去や今を背負っています。それらが明かされていくたびに暗くなっていくので明るい青春ものがお好きな方は受けつけないかもしれません。また出てくる少年たちは女性から見た男の子、という感じがするのでリアリティ的には違和感があるような気はします。

 私は寮での生活という体験がないので、憧れつつ読んだ節もあります。寮で友だちと語らうのは、普段とまた違った雰囲気があったり、妙な連帯感が生まれると思うので。学生時代の友人は、大学生活を寮で過ごしたので、そのときの苦労話を聞かせてくれましたが、それでも興味はあります。
 同時に、去年まで女の子と同居していたことを思い出しました。寮ではないので、規則もなく、自己責任の元の気侭な暮らしですが。
 その彼女とは出身地も全然違うし、好みも性格も違うのにとても仲良くなれました。いろんな経験を一緒にしてくれたし、一番辛いとき、彼氏より彼女の方が私の傍にいてくれたと思います。仕事の都合で離れた今でも家族同然。
 だからこそ、物語に出てくる、秘密を共有するとか、互いを守ろうとするあたりだとか、そういう連帯感といった面に強く感情移入できた気がします。
Posted by R
novel / 01:18 / - / trackbacks(0)
コンスタンティン
コンスタンティン
コンスタンティン
ジョン・シャーリー, ケビン・ブロドビン, フランク・カペロ, 石田 享

6/10 読了。
 映画で不明だった点を解消すべく読んでみました。
 映画では描かれていないシーンもノベライズには書かれており、それなりに楽しめました。小道具や脇人物についても理解できたと思います。
 気にかかったのは文章でした。訳者が悪いのか著者が悪いのかは判りませんが、他に誤字もあったので。

 コンスタンティンは続編が出れば観たいと思っています。やっぱり期待するのはラストのシーンと、ガビーの今後だったり。ネットで他の人の感想や見解を見るたびに嬉しくなってしまう私です。
Posted by R
novel / 23:06 / - / trackbacks(0)
「誰が本当の敵かわからない」
宝島社文庫「そのケータイはXX(エクスクロス)で」
宝島社文庫「そのケータイはXX(エクスクロス)で」
上甲 宣之

5/22 読了。
 文章は巧くありません。
 時折間違った日本語を使っているし、「っ」や「ぅ」などの小さい平仮名が目につき、煩わしいときもあります。「〜」も多々使用されているので、個人的に文章は好きではありませんでした。一人称で書かれているけれど、口調や使用する単語、説明、語りが違った人物に思えたりもしたので。原因の一つに、言葉に頼りすぎかと。
 またストーリーに直接関係ない説明が挟まれています。ストーリーに今後絡んでくるならともなく、後々に絡んでこないならば深い説明はいらないかと。また、同じシーンが最初に描かれているのは少し苦痛でした。シーンを繰り返すのではなく、先に進んで欲しいです。「しより」と「愛子」の視点で描くときも、二人の同じやりとりがそれぞれの視点で描かれている。それが何度もあったので、微妙でした。同じ科白を二度読むなら、先のストーリーを読みたい。勿論、一人称なので相手の心裏は全く判らないため、「しより」と「愛子」それぞれの状況、心理状態を表現するために筆者はこういう構図を選んだのだと思いますが。勿論、「しより」の章で、電話で話す「愛子」は謎が多く、状況も判りませんでした。その「愛子」が置かれた状況は「愛子」の章で明らかになり、読んでいて面白かったんですが──「しより」にも「愛子」にもイライラさせられた私としては、科白を総て重複させられるのが辛かったです。
 ストーリーについてですが、こちらは面白いです。ネタがいいですね。面白い切り口だと思います。「バトル・ロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」の類かと思います。ハサミで襲われるシーンでは、そういうゲームがあったなぁ、と思い返しました。
 出だしですでに事件と謎が表記されているので、物語に入っていきやすいです。ストーリーも、その後トントンと進んでいく上に謎が深まり、誰を信じていいのか読者も判らない状況になるため、次はどうなるんだ、誰が犯人なんだ、と楽しませてくれます。文章さえもっとしっかりしていれば、緊迫感やリアル感も出てよりいい物語になったかと。私は「リアル鬼ごっこ」が苦手だったんですが、苦手だった点は文章に重さを感じなかったためです。緊迫感や恐怖を得られなかった。そこまで軽いとは感じませんでしたが、不満は文章にあります。
 ラストについては不完全燃焼気味。とりあえず、無茶苦茶なテンポの小説だと思いました。
Posted by R
novel / 22:48 / - / trackbacks(0)
ブランコのむこうで
ブランコのむこうで
ブランコのむこうで
星 新一

5/1 読了。
Posted by R
novel / 03:37 / - / trackbacks(0)
NO.6
NO.6(ナンバーシックス)#1
NO.6(ナンバーシックス)#1
あさの あつこ

4/30 読了。
 あさのあつこさんの作品は「バッテリー」しか読んだことがありませんでした。今回「No.6」を読もうと思ったきっかけは「バッテリー」が面白く、もう少しこの作者の作品に触れてみたかった──という理由からです。
 「No.6」は「バッテリー」と異なる雰囲気の物語で、近未来的な要素についていけるか正直不安でした。SFや近未来などが苦手なので。しかし、ストーリーの引っ張り方や構成、またキャラクターに魅力があり、ついつい続きが気になって読んでしまいました。特にネズミはいいキャラクターです。彼がどんな思いで主人公を助け、これからどう生きていくのか、何を見つめているのか──凄く気になります。主人公の正確も充分把握でき、感情移入もできるので、設定を把握できずともストーリーは理解できるはず。

 ネズミは終盤にきて、主人公へ「あんたが真実を知って、それでもまだNo.6を守りたいと思うなら、あんたも俺の敵だ」というような内容を告げます。
 ネズミが何を背負い、どんな過去を経て、この先をどう見据えているのか──続きを読んでみなければ判りませんが、主人公だけでなく彼の成長も見守っていきたい。そんな風に思わせる作品でした。
 また主人公の背負うものも大きく、家族や友人、死んだ同僚、自分が拘るもの、No.6──そしてネズミに対する感情や思い、また彼らと今後どうなっていくのかも楽しみにしたいです。
Posted by R
novel / 23:20 / - / trackbacks(0)
ビート
ビート
ビート
今野 敏

4/22 読了。
 警察小説です。
 最初から事件が起こっているので読みやすい。ストーリーの基盤はしっかりとしています。またテーマもしっかりと出ていました。父親と息子、家族、会社、警察。それぞれが軸を持っており、ストーリーにきちんと絡んでいくため好感が持てました。
 文章も読みやすく、整っています。「慟哭」を読んでから、別の警察小説が読みたいと思い購入したんですが、期待以上のできでした。
 ただ主人公が誰か判らないのが難点かもしれません。息子と父親、そして父親の上司の視点から描かれていますが、バランスが微妙でした。誰が主人公であってもいいのかもしれませんが、家族への思いを吐露している息子の感情が読み手には伝わりやすいので、他の感情が逆に弱くなる。父親が主人公にしては、事件に添って動いているのは息子になっています。それさえ引っかからなければ、充分に面白い作品のはず。
Posted by R
novel / 19:26 / - / trackbacks(0)
その雪崩は誰にも止められなかった。
慟哭
慟哭

3/28 読了。
 「四日間の奇跡」と一緒に友人から借りた本です。「四日間の奇跡」よりは面白く、すぐに読ませて頂きました。
 宗教に手を出すひとりの男「彼」と、警察キャリアの「佐伯」・部下の「丘本」の視点が交互に書かれている作品です。
 犯人も動機もすぐに気づきますが、いつどこで「彼」と「警察」の二本の話が交差するのかは楽しみでした。挙げ句、筆者の技法には犯人がいくら判っていたとはいえ、感心しました。
 宗教絡みとなると、話もややこしくなる上にあまりその説明を読むのが好きではないので断念しそうだと思っていたんですが、物語が序盤から動いているので苦にはなりませんでした。
 一つあげるならば、犯人の気持ちがあまり重く感じられなかったところです。あっさりというか、掘り下げていないというか。少なくとも感情移入はできなかった。「佐伯」が疎遠になっている自分の子どもを、何だかんだ言ってもやっぱり気にかけている、という内容の発言がありましたが、突然だったので吃驚しました。いくら自分のことを嫌っている娘だとはいえ、自分の子どもだからと大事に思う親心は判らないでもないです。しかし、浮気相手の女が佐伯の気持ちに気づく、それを深刻に考えて男の元から去っていく様は、急展開に感じられ重く捉えられなかった。物語としての重要なポイントなだけに個人的にはマイナスです。ただ、この小説は推理ものなので、人間ドラマ的な要素は排除していいのかもしれません。
 手法が面白かっただけに、手法は面白かったけれど……という感想を、読後に抱いてしまったのが残念でした。次が気になって読み進めていただけに、もうひと味欲しかったです。
Posted by R
novel / 22:30 / - / trackbacks(0)
この四日間あたしが全身で感じていたもの。
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟

3/27 読了。
 第一回「このミス」受賞作品はこれで三作目になります。はっきり言って、一番面白くなかったです。
 以前、エステの方が「四日間の奇跡が面白かった」と仰っていたんで一度読んでみたいと思っていましたが、なかなか読む機会もなく。ずっと宮部さんの作品を貸してくれていた友人が持っているとの話だったので、この間借りることにしました。
 借りてその日のうちに読み始めましたが、話も読むスピードも進まず。大賞金賞受賞作品だったと思いますが、「沈むさかな」の式田ティエンさんの方が文章はすんなり読めましたし、「逃亡作法」の方がストーリーが動いていたので読みやすかったです。
 事件が起こるまでに時間がかかりすぎのように思いました。その要因として、とにかく科白が長い。あまりに長い説明科白ばかりの箇所は殆ど読み飛ばすことにしました。
 後半、事件が起こってからの展開は面白みがありましたが、前置きが長かった分、もう一工夫が欲しかったです。結局、話の結末も私自身、「こういう展開になったらイヤだな」と予想していた通りになってしまったので……。恋愛面はこの際排除して欲しかった。
 読みながら思わずツッコミ入れてしまったのが、倉野医師でした。
 逆に苛々してしまったのが真理子さん。

 全体的に科白が長いので、それがどうしてもネックです。もっと完結に小説らしい科白にすることは可能だと思うんですが──、こういう手法もまた一つの小説のあり方なのかな、と納得しておくことにします。
Posted by R
novel / 23:37 / - / trackbacks(0)
鼓膜の奥の骨のところまでやって来ると、彼は足を止めた。
まぶた
まぶた
小川 洋子

3/25 読了。
 以前から、小川さんの作品は一度読んでみたいと思っていました。何より友人が小川さんのファンであることが大きな理由なんですが、「まぶた」の文庫本の帯に科白の一部が記されており、それに惹かれたからでもありました。
 読んでいて最初に感じたのは、豊かな感性と独特の切り口がとても面白いという点です。瞬間の、人間の感情や立場、思いを巧く描写しており、その一瞬一瞬が強く印象に残ります。
 とても静かに流れる作品の時間の中に、大きな山場はないけれども何気ない一瞬の間を巧く捉え、文章にしている。言葉選びの丁寧さにも、吃驚させられました。
 また次回、別の話を読んでみようと思います。
Posted by R
novel / 23:50 / - / trackbacks(0)