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最愛の人。
トゥルー・コーリング DVDコレクターズ・ボックス2
トゥルー・コーリング DVDコレクターズ・ボックス2

7/11 鑑賞。
 急展開の今回。トゥルーの能力の善悪に深く迫り、対極の人物が出てきます。トゥルーの恋愛もずっと見守ってきましたが、まさかこんな結果になるとは思っておらず。ハリソンが死ぬのも嫌ですが、ルークが死ぬのも嫌です。トゥルーがハリソンを大切にしていることや、最もハリソンに心を許しているという様子は判るんですが、同じくらいルークも信頼してあげてほしかったな、と。逆にルークも、未だトゥルーが好きなら信じてほしかったです。
 主要人物が一人いなくなったこと、またリンジーがとうとう結婚するなど、本当にいろんな人物の展開が多かった気がします。

 この作品は、事件解決までの時間が一日という短時間だけあってテンポもよく小難しくない構成で、その上しっかりとミステリーとしてのストーリーが描かれているので、シリーズの最初から観ずとも一話一話楽しめるかと思います。勿論、最初から観た方が人物の関係や繋がりもしっかり判るので楽しいと思いますが。
 今後トゥルーとどうなっていくのか気になるジェイソンですが、個性豊かな登場人物の中でも彼はあまり好きではありません。これからのトゥルーとハリソンに期待。
 
Posted by R
movie / 23:31 / - / trackbacks(0)
どうして、俺を追う?
ボーン・スプレマシー
ボーン・スプレマシー

7/10 鑑賞。
 前作も合わせてレンタルすればよかったんですが、新作のみレンタルしたのでどんな話だったかちょっと判らなかったです。マットはライアンのとき、嫌いじゃなかったんですが……今はあまり興味のない俳優(すみません)。その中でもボーンは結構、気になっていた作品です。少なくとも「オーシャンズ12」よりは面白かったです。何より楽しく観れた一因として、マットの演技が大きく影響するのでは。CIAのエージェントとしての演技がしっかりできており、クールで無駄のない動きがスマート。謎に興味を持たせ、最後にしっかり解決させるというストーリーの運びも不快感がありませんでした。主人公も知り得ないことなら尚更同じ目線で観られると思うので。 
Posted by R
movie / 23:28 / - / trackbacks(0)
ピーナッツアレルギーよ。
宇宙戦争 (トム・クルーズ主演)
宇宙戦争 (トム・クルーズ主演)

7/5 鑑賞。
 H・G・ウェルズ原作の「宇宙戦争」をスピルバーグ監督によって映画化されました。
 物語は世界各地で異常気象が発生するところから始まります。この映画の面白い点は、視点があくまで一般の市民にあるということ。主人公のトム・クルーズ演じるレイはごく普通の父親、ヒーローでも何かに長けているわけでも決してない。そういう点が見ている側に親近感を湧かせる気がします。またレイは離婚してあまりまともとは言えない生活を送っている様子。子どもを預けに来た元妻も彼の生活状況に不安を隠せないようでした。両親の離婚も響いてか、またレイの生活面が災いしてか、子どもたちもどこか距離を置いている様子が窺えます。特に息子のロビーはレイに対して冷たい印象を受けました。
 娘役は「アイ・アム・サム」でシカゴ映画批評家協会賞、ラスベガス映画批評家協会賞、BFCA最優秀新人賞、映画俳優協会賞などの新人賞を総なめした子役、ダコタ・ファニング。息子役はジャスティン・チャットウィン。今後が期待される若手俳優ですね。
 この物語では、宇宙人が「侵略者」としてやって来るんですが、その侵略者の乗るトライポットはとても機械的で原作ではどう描かれていたのか気になって仕方ありませんでした。またトライポットが攻撃を仕掛けてくる演出も「ジョーズ」の監督ならでは。
 また親子間のドラマは勿論、兄妹間の心理描写も切なかったです。他にも市民の暴動や精神的に狂ってしまう様子などが描かれ、重要なポイントは抑えられている気がしました。
 どこから来たのかだとか、弱点だとか、目的だとか、宇宙人の正体は一切判りませんが、苦になりません。ラストはどうやって解決するのか……それだけが気がかりでしたが、「やっぱりそうか」とも「なるほど」とも思える、不思議な感覚で締めくくられていました。安堵できるのは本当にラストになってからなので、それまでは観ている側も緊張していました。ホラー映画の怖さはないんですが、怖いと感じたシーンは幾つかあります。絶望的なシーンなんで、怖いを通り越して笑えてきました。悪い意味ではなくて。
 私はトム・クルーズが苦手だったんですが、今回はとても好き。等身大の父親という役柄が気に入りました。

 また日本人にサービスなのか、アメリカはトライポットの襲撃を受け、二日で壊滅状態なのに、「大阪ではトライポットを三機倒した」という内容の科白がありました。ネットで調べたところ、「大阪はガメラをはじめ、いろいろな日本のモンスターを倒している経験豊富な場所だ」と会見で監督が語っていたとのこと。どんな方法で倒したのか(笑い倒したのかも、と友だちと冗談で話していました笑)気にはなりますが、そういうちょっとしたお遊び的な要素も楽しめたので、DVDを楽しみに待ちたいと思います。
Posted by R
movie / 23:24 / - / trackbacks(0)
ムーンライト・ジェリーフィッシュ
ムーンライト・ジェリーフィッシュ 完全版
ムーンライト・ジェリーフィッシュ 完全版

6/22 鑑賞。
 前に予告を見て少し気になっていた作品です。この作品のキーワードとなっている色素性乾皮症が興味を持たせました。
 ただ、作品自体にはあまり期待していませんでした。「ガチャポン」みたいな印象で終わるかな、という程度で。
 見てみるとこれが意外と面白かったです。
 まず、色素性乾皮症を背負う少年を演じた木村くんの演技がとてもいい。藤原くんについては俳優として上達したと思うのだけれど、やくざの組員という柄ではないなぁとどうしても思ってしまいましたね。導入部分のシーンは好きなのだけれど、スーツの彼を見るたびにやくざというよりはホストっぽい印象しか受けなかった。
 あとヒロインである岡本さん。個人的に嫌いではないんですが、衣装が難点。加えて恋愛に重きを置いている性格が、あまり好きにはなれませんでした。仕事そっちのけで色惚けはしないでほしいです(笑
 登場人物で好きだったのはミキとスギ。脇役ですが、どちらもいい人なんで。特にスギは男前でお気に入りです。ミキは俳優があまり好きな人ではなかったんですが、今回は役柄の影響もあって見直しました。

 この映画ではいろいろ考えさせられる部分があります。警察の不祥事含め、現実という難しさ。世間体だったり、人を思いやることや気遣うことの大切さ。
 真実を知る人間から見れば事のあらましが明白なことでも、片方の側から見ない人にとってはそれが総てであり、だからこそ主人公セイジと弟ミチルに対してとても切なくなる。

 またこの作品、映像がとても綺麗で驚きました。雨が降るカット、あの演出がとても好きです。そういった意味では楽しめたんですが、ストーリーというより脚本は難があります。テーマを複数用意しているけれど手に負えない状態になっている感じが濃い。一番描きたかった点が抑えられていないんですね。ラブストーリーを書きたかったのか、兄弟愛を書きたかったのか、やくざの世界へと足を踏み入れた主人公の生き様を描きたかったのか。三本筋を纏める方法もあるけれど、今回のこの作品ではそれができていなかった様子。
 あとは描く上で大切なシーンを省いている気がしました。逆に説明台詞は多いです。一番印象の強いシーンは、ミチルを守ろうとしたスギとミキのシーンです(結局スギが好きなだけなのかもしれませんが……)。だから今回出てきた刑事はお決まりかなと気づいていてもやっぱり嫌い。スギやミキ、犠牲になった組の若い子たちの死はとても切なかったです。

 余談。
 私は筋の通せない人が苦手です。
 「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人も苦手です。
 相手の立場になって考えられない人も好きではないです。最近苦手な人が増えました。苦手な人に対して苛ついてしまう自分も嫌です。
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Posted by R
movie / 23:29 / - / trackbacks(1)
戦国自衛隊1549
戦国自衛隊1549
戦国自衛隊1549

6/21 鑑賞。
 予告から随分気になっており、友人の間でも話題になっていたので、友だちと一緒に観に行きました。
 自衛隊と織田軍の対決、というのは面白い発想であり、見物だと思います。しかし、ツッコミどころは満載。疑問も多々あるので消化不良です。
 何より、タイムスリップしてしまった部隊を救出しに行く自衛隊の方が装備が甘く、あっさり負けてしまうあたりは何しに行きたかったのか判らない。「現地人との接触は禁止」と言いつつ、思い切り軍用ヘリを飛ばしたり、現代の恰好で乗り込んだりする勇気も相当バカだと思いました。上官は怒鳴るばかりで煩わしかったというか……。
 そういえば洋画に、タイムスリップした父親を探しに行く物語があったと思います。マイケル・クライトン原作の「タイムライン」。英仏百年戦争の最中に飛ばされるため、当時の衣装を纏ってタイムスリップするところから物語が動きます。「歴史を変えるわけにはいかない」ともなれば、それは当然かと。「戦国自衛隊1549」では、そこまで考慮されていませんでしたが。そもそもタイトル通り、戦国時代で自衛隊が活躍しなければ話になりませんから、現代の装備で行くしかなかったのでしょう。
 また、先にタイムスリップしてしまった自衛隊員によって過去が変えられているのは、その原因のひとつに現代の武器であったり発明があるのだから、武器や時計などの小道具を置いて変えるのは、些かどうかと。「歴史はある程度の修復能力がある」という設定を武器にし過ぎかな、と。散々過去を荒らして、現地人に姿をさらして、その時代に存在しなかった人の遺体も置いて帰るのは──、いいのだろうか、という疑問が残りました。他にもたくさん、歴史は変わるだろうなというような印象を受けました。

 軍隊の動きも気になりました。自衛隊という設定がどこまで忠実なのかは知りませんが。最初に江口洋介の元に鈴木京香らが訪れるシーンも不自然だったし、そもそも江口氏や鈴木京香さんは自衛官に馴染めていなかった気がします。
 予告を見て自衛隊V.S.戦国武将大軍という設定を楽しみにしていたので、仲間を助けにタイムスリップした江口氏らを待ち受けていた織田軍には半ば呆れ気味で。鹿賀氏は織田といういい雰囲気を出していたのに勿体ないです。濃姫は私の持つイメージを見事に潰してくれました(笑
 人間関係もよく判りません。鈴木京香さんと鹿賀氏のやりとりは意味深なんですが、何のことか観客には伝わらないです。また、江口氏に自衛隊員が「今の貴方の方がいい」と告げるシーンがありますが、前後を比べて江口氏の何が変わったのか、不明です。

 ここ最近観た映画で一番不評でした。原作者が福井氏なのが意外というか──。
Posted by R
movie / 23:03 / - / trackbacks(2)
この星の一等賞になりたいの、卓球でオレは!
ピンポン ― 2枚組DTS特別版 (初回生産限定版)
ピンポン ― 2枚組DTS特別版 (初回生産限定版)

6/19 鑑賞。
 ピンポンを見るのは久しぶりなんですが、急に見たくなりました。
 当時、私は科白覚えるくらいピンポンを観た記憶があります。
 ピンポンは漫画から、という利点もあってキャラクターがはっきりしており、とても個性豊かです。登場人物の関係や置かれている立場などが見えるので難しくもありません。また真っ直ぐ一本筋の物語でありながら、挫折や友情といった青春的な要素が組み込まれているので観ている側を飽きさせない起伏のあるストーリー展開がよかったと思います。
 主人公ペコだけでなく、スマイルもドラゴンもチャイナも好きになれました。特にスマイルはお気に入りです(笑)演じるARATAくんは相変わらず男前。当時はオダギリジョーより好きでした。原作と映画は別物と言いますが、原作の上に成り立つ映像であるのだから、それを踏まえた上で作り込まれているのでしっかり再現できているような気がします。
 作品の中で特に印象に残るスマイルとぺコの関係が、世界に引き込まれていく要素の一つであると思います。秋には窪塚くんの復帰主演作品が公開されるので楽しみに観に行きたいと思っています。窪塚くんも結構好きな俳優です。個性的だった彼がどんな風に成長したか、気になるところ。

 現在「亡国のイージス」を読み始めたところです。映画が公開される前には読み終わりたいんですが、福井氏の作品である「川の深さは」を以前、断念したことがあるので読み終えられるか自信がないです。
Posted by R
movie / 23:18 / - / trackbacks(0)
子どもは関係なしだ。
6/17 「フォーガットン」鑑賞。

 友だちとレイトショーに行きました。
 前から気になっていた「フォーガットン」。ずっとメンタル的な面を追求したサスペンスものだと思っていたのに、序盤から雲行きが怪しくなり、いい意味でも悪い意味でも裏切られました。
 思っていた展開とは違う──そもそもジャンルが違っていました。見ているうちに、私は「サイン」を思い浮かべてしまったくらいです。

 ただのサスペンスものだと思っていたのに、「記憶を消す」というキーワードがここまで大きくジャンルを動かすとは思っていませんでした。なかなか興味深い面はあります。母親と子どもの絆というのも強く描かれていたんで「子どもは関係なしだ」という科白の意味も後半で納得させられました。
 導入部分は個人的に面白いと思いました。自分だけが飛行機事故で亡くなった息子を覚えている。夫も周りの者も誰も覚えていない。
 子どもがいたという記憶は妄想か事実か、というメンタル面の話かと思えば国家安全保障局の人間が出てくる展開で、そういう陰謀絡みのサスペンスかと予感させる。けれどもその先にもう一展開。テリーの推理が始まったときにはもう、個人的に嫌な予感が。
 人が遠くへ飛ばされたり、夫が妻まで忘れてしまったり、車で跳ねられても平気でいる人間がいたり──だんだんSFぽさが見えてきた頃には予感的中で、冷めてしまいました。
 不満というか不明点もいくつかあります。例えば、親であるアッシュやジムはなぜ子どものことを忘れてしまったのかという点。ここで私が言いたいのは記憶を消すという仕組みについてではありません。逆に言えばなぜ主人公のテリーだけは忘れなかったのかということなんですが。それは母親であるからなのかな、と終盤のシーンで考えました。ただそうすると、他の母親はどうなるんだと矛盾が出てくるわけで。
 また、この事件を引き起こした者の意図が判らない。何が目的でどうしたかったんだろうということ、また記憶を消したり人を飛ばしたりという常軌を逸した能力を保持していながら、子どもがいたという痕跡を消去してしまわなかった理由は何なのか。できないのか、それともしなかったのか、全然見えません。その、テリーが簡単にアッシュの娘の痕跡を見つけてしまったシーンは、ストーリーの運び的に必要だったからという風に私は見てしまいます。所謂、ご都合主義というか。
 息子を亡くした母親と娘を亡くした父親の交流は面白く見ていたし、車の衝突シーン、人間が飛ばされるシーンなどは思わず吃驚してしまうくらいで、だれかが見張っているカメラワークも上出来だと感じていたのに、ストーリーの運びや設定づくりに甘さを感じてしまいます。

 母親役のテリーを演じたジュリアン・ムーアの演技は素晴らしかったです。母親という存在感をしっかりと持っていた。だから逆に、息子を忘れてしまった父親のジムには頼りなさを感じてしまう私ですが。

 ラストもどう想像していいのか、ちょっと戸惑いました。
Posted by R
movie / 23:39 / - / trackbacks(11)
ザ・インタープリンター
6/15 「ザ・インタープリンター」鑑賞。
 好きな女優ニコール・キッドマンの主演作ということで、楽しみにしていました。
 きちんとストーリーを組み立て、観せる構成ができているように感じました。最後まで緊張感があり、主人公自身が謎を秘めているので次どうなるかの予想が立てられませんでした。大きなどんでん返しがあるわけではありませんが、終盤まで目が離せません。
 ニコールが演じたのは、国連通訳を仕事にしているシルヴィア。彼女が大統領暗殺計画を偶然、耳に入れたことからストーリーが動き始めます。そのシルヴィアの通報があり、シークレット・サービスのショーン・ペン演じるケラーと出会います。
 派手なアクションがあるわけではありませんが、ストーリーが破綻しているわけでもないので安心して観れたと思います。
 ただここ一番の見どころというのも印象が薄く、挙げられないのが残念な点。ショーン・ペンもニコール・キッドマンも過去を背負った演技がとても巧いのに、ストーリーに謎が多く登場人物もいまいち薄いのでぱっとしません。難しいという印象もつきます。もう少し起伏があった方が映画としては面白かったのでは。
 ラストは好きでした。なので全体的に見終えたあと、救われた気はします。
Posted by R
movie / 23:17 / - / trackbacks(1)
「実はカマかけてみたんです」
電車男 (映画版)
電車男 (映画版)

6/15 鑑賞。
 期待していたのは「アパム弾もってこい」なんですが、きちんとありました(笑

 最初は「戦国自衛隊」を観るつもりだったんですが、「戦国自衛隊」は後日友人と観に行くことになったので電車男に変更しました。レンタル待ってもよかったんですが、気にはなっていたので。
 感想としては面白かったです。主人公の演技は受けつけませんでしたが、ヲタ系に変身したあたりは凄いなぁと感心。エルメスの方も、本で読んだときより最初に持ったイメージに近くて安心しました。
 意味が判らない言葉も時々出てきますが、だいたい推測はできるしパンフレットに意味も書いていたので問題はないかなぁと。
 個人的にはネットで電車男を励まし続けた人たちが印象的でした。純愛というポイントよりもそういう人の優しさに感動できました。最後に電車男に影響されて一歩を踏み出す彼らの成長を観て映画自体に満足しました。

 事実とは違ったストーリー展開も映画ならではだと思いました。起伏もあって観やすかった気がします。主人公のヲタっぽさを出した演技は、やりすぎに感じて受けつけられなかったんですが、純粋というか、エルメスさんを目にすると焦ってしまう姿は微笑ましく、ストーリーも安心して観られる作品なので一般的にお勧めはできます。
Posted by R
movie / 23:15 / - / trackbacks(14)
嘘は一つだけだ。
6/15 「ホステージ」鑑賞。

 最初に言いたい感想は、ベン・フォスター演じるマースが怖かったということです。幽霊が出てくるホラー映画も怖いですが、こういう人間が出す恐怖感も怖くてあまり好きではないです。どこかで見たことがあると思ったら、ベンが「パニッシャー」に出ていたのを思い出しました。

 私はブルース・ウィリスがあまり好きではない方です。今回観る気になったのはストーリーが気になったからなんですが、マースと共に人質をとって立てこもるケリー兄にはイライラされっぱなしで、主人公妻子を誘拐したもう一つの犯人の実体は謎のままで終わるのですっきりしませんでした。挙げ句、どんな交渉術が披露されるのかと期待していたら、序盤の交渉シーンはなかなか面白く観ていたんですが、後半は完全に交渉メインの物語ではなかったです。交渉メインが売りでないのなら問題はないでしょうが少し残念。
 人質であるトミーは子どもながらに凄いなぁと感心して観ていました。逆に主人公の強引さには少し冷め気味。犯人の行動に対しても「それでいいの?」という思いを持たずにはいられなかったです。偽物か本物かは判りませんが、謎の組織が動かしたSWATが現れて突入するシーン。人質の命など拘らず目的のディスクだけ取りに侵入するなら、主人公の妻子を拉致して主人公を操り──なんて回りくどいことをせず、自らさっさと突入していたらよかったんじゃないのか、なんて思ってしまうのはなぜでしょうか。妻子を人質にとってまで主人公を頼る理由が見えません。
 その組織については最後まで謎で、他にも疑問な点はあります。近頃小説やコミックの映画化は洋画邦画に関わらず多いと思いますが、原作に頼りすぎでは、と感じます。原作と映画は別物。原作そのものを映画化しようと思ったら上映時間は二時間では収まらない。
 原作のキーポイントを掴んでプロットを練り直し、映画としての演出を考えてシナリオ構成をしてほしいな、と改めて思いました。観客側を放置しない情報説明もきちんと入れて欲しい。
 何が起こるか読めないストーリー展開は面白かったですが、組織に対しての設定は煮詰まり不足かと。あとはケリー兄弟の演技不足か、彼らの意図もいまいち不明。事件までの筋書きは判るけれど、心理描写がいまいちなのかも知れません。

 ただの人質立てこもり事件と謎の組織。それぞれの筋がうまくリンクしていなかったのかもしれないな、と思います。素材はいろいろあるのに、詰め込みすぎて消化できていないような気がします。あるいは間にいる主人公がポイントのはずなので、その動きにもう少し注目して観ればよかったです。レンタルを待ってもう一度観てみます。時間があれば原作にも目を通したいです。きっと面白いはずなので。

 ベン・フォスターは(怖かったけれど)キャラクターとしていい味を出していました。


 さて全く関係ない話なんですが、「電車男」「いま、会いにゆきます」、映画化にドラマ化に舞台化に──そこまでする必要性ってあるのだろうか。海猿は映画の続編でドラマ化のようなので別にいいかなぁと思うんですが、こう、同じタイトルをいろんなところで展開するというのは、ネタ不足と実感してしまいます。書き手がいないんだろう──とか。
 「電車男」の舞台には鈴木一真さんが出るみたいなので、ちょっと誘惑に負けそうですが。
Posted by R
movie / 23:10 / - / trackbacks(15)